[06] Saturday 突然の雨に打たれて*R-18*


「あ。。。あんっ。。。笑太くんっ。。。しょおたくん。。。っ」
今日の清寿はいつになく大胆。
積極的に誘ってきて、声を抑えようともしない。
「う。。。笑太君、そこっイイ。。。あ。。。笑太くん。。。」
いつになく甘ったるい声で何度も名を呼ばれているうちに
俺の理性も危くなる。
「清寿、声」
握り締める両手を上から包み込むように抑え付けて、
耳元に口を寄せて囁いた後、唇を重ねて黙らせる。
そうしておいてから、もっと強く、奥まで穿つ。
「んっ。。。んーっ、んーっ。。。」
限界近くまで引き抜き、これ以上は無理な所まで深く
突き上げて、悶え啼く声を上げさけない。
動きを止めた一瞬にくちづけを解いて、溺れる者の様に
空気を求めて伸び上がった咽喉元を唇で噛む。
「笑太くんっ、やぁ。。。ふ、う。。。っ」
再びくちづけると舌を絡めてきて、自由にしてやった両手
で俺にしがみついてくる。
律動を繰り返しながら、自ら溢れさせているもので濡れ
ている清寿自身を扱く。
「んんっ。。。っ!」
腰がガクガクと揺れ、先に達して清寿の指が俺の背中
を強く掴む。
「もうイッた?そんなに飢えてたんだ?」
頬を包んで持ち、からかうように顔を覗き込む。
「。。。っ!!」
紅潮した顔を更に赤く染めて反論しようとして開かれた
唇を唇で塞いで、舌まで絡め取る。

仕事帰りに突然激しい雨が降り出して、そこからだと
近くにあった清寿の家へ駆け込んだ。
ずぶ濡れで震える身体を温めてやりたくて、ベッドへ
行くのももどかしく、玄関先で抱き合った。
ごうごうと唸るように降る豪雨に閉ざされた部屋の中で、
誰かが傍に居ると確かめ合うように。
聴こえるのは雨音と清寿の声と、俺の息遣い。
確かなのはふたり分の体温。
こうやって愛し合うことが唯一の、互いが壊れてしまわ
ない為の手段。
寄り添うだけでは足りない。
伝わらなくてもいいから、深い所で繋がっていたい。

雨音に掻き乱されるのは、秘められた孤独と罪悪感。
清寿は雨は嫌いじゃないと云うけれど、俺は苦手だ。

「んっ」
中に、熱を放つ。
「あぁ。。。っ!」
すらりと伸びた肢体が、波打った。
吐精の余韻でぼんやりする頭を、大きく上下する清寿
の胸の上に乗せて、鼓動を聞く。
これだけは、確かなもの。
人を殺して生き続ける俺達が生きている証。


雨音と、鼓動と、鼓動が、重なって。
見失ってしまわないように、強く抱き締め合った。


―End―



本日の任務はきっと後味が
悪かったのでしょう。。
09/07/28Tue,


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