08. 泣き顔にすら心震える*R-18*


欲しいと思うのも求めるのも本能なら、
啼かせたいと思うのも男の本能だと思う。
じゃあ泣かされる僕は何なの?と不満そうに云う
顔が可愛いと思うのは、惚れているからか。

「や。。。あっ!」
「。。。イッた?」
「ごめ。。。笑太君まだ。。。なのに」
「久しぶりだからな」
「うん。。。」
「清寿、キス」
「んっ。。。ん。。。ん。。。うっ。。。ん。。。」
「肩に掴まってろ」
「あ。。。あっ。。。ふぅ。。。や。。。っ」

清寿が放ったものを指に絡めて、蕾を解してやる。

「挿れるぞ」
「んんっ。。。あっ。。。ああっ!」

大きく反った背中を抱き、引き寄せる。
腕が、身体が記憶してしまっている細い腰までの
曲線をなぞるように、手のひらを滑らせて。

「苦しい?」
「ん。。。最初だけ。。。」

本来生殖の機能を持たない器官は、欲望を受け
入れるようには出来ていない。
何度も身体を重ねるうちに濡れるようになっても、
それは擬似的なもの。
感じるように、馴らしていく。

「笑太くん。。。っ」
「可愛いな。顔も、声も」
「やだっ。。。そんな。。。のっ」

全身を真っ赤にして喘いでいる清寿には、笑みを
作る余裕は無い。

「ホントだよ」

繋がった時にだけ見せるすがるような顔が、俺を
更に熱くさせる。

「あっ。。。笑太君っ。。。中、擦れてるっ。。。」

浅い所を掻き混ぜるように動いて、焦らす。
伸ばされてきた指が、俺の髪に絡み付く。
肩先を甘く咬むと身体が震え、襞が強く締まった。

「もっと奥っ。。。奥に来てっ」

清寿の足を肩に掛けて、深く繋がる。

「しょおたくんっ、もっと。。。もっと。。。っ!」

教え込まれた快感を求めて、甘い声でねだる。

「こう、か?」
「あーっ。。。あぁっ。。。あっ。。。あっ。。。」

涙が出るのは生理的な反応だからと云われても、
泣き顔にすら心震える。

「もっと啼いて」
「これ以上泣いたら。。。明日、目、腫れちゃう」
「その“泣く”じゃねぇよ」
「。。。笑太君の意地悪っ。。。」

潤んだ瞳で睨もうとしている清寿の額に優しい
くちづけをひとつ落とすと、頂点に向かって追い
上げて行った。


―End―



笑太>清寿な感じで。
調教中と云うか。。
→自重(汗
09/04/11Sat.


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